この記事を読んで、いい意味でハッとさせられました。
出典:松崎のり子/PRESIDENT Online
「年金だけで暮らす人」は、定年前にあるものを手放している――。
そんな刺激的な見出しの記事を読みました。
大掃除で捨てるべき「老後のお金を食い潰す無駄なもの」が2つあるという。
最初は正直こう思いました。
「溜まった子どものおもちゃや、学用品の話でしょう?」
しかし、読み進めるうちに、その予想は完全に裏切られました。
問題は、子ども関連のモノではなかったのです。
もっと静かで、もっと根深く、気づかないうちに家計をむしばんでいくものです。
消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんは、
「特に50代以降は、気づかぬうちに家計を圧迫する“無駄”が加速する」と指摘しています。
その“無駄”の正体のひとつは、家の中に眠っている、使われていないモノそのものです。
何年も着ていない服、使わなくなった家電。
「高かったから」「まだ使えるから」と取ってあるモノ。
それらはすでにお金を払っているにもかかわらず、今後も使われずただスペースを占領し続ける。
モノが多い家ほど、収納が必要になり、収納があるからまたモノを買う。
こうして、見えないところでお金を食い潰す循環が続いていきます。
もうひとつの無駄は何?

もうひとつの無駄は、モノを増やし続ける“消費習慣”そのものです。
セールだから、安いから、まとめ買いだから。
現役時代の収入感覚のまま、何となく続けている支出。
これが老後に入った途端、一気に重荷になります。
記事で印象的だったのは、「断捨離してモノを減らしたから終わりではない」という言葉。
本当の勝負は、「片付けた」その後。
モノを減らしても、同じ消費習慣のままでは、家はまたすぐにモノで埋まり、支出も元に戻る。
年金だけで暮らせる人は、片付けが上手な人ではありません。
モノと支出を増やさない生活に、定年前から切り替えた人なのです。
50代以降は、子育てが一段落し、自由に使えるお金が増える時期でもあります。
そのタイミングで生活サイズを小さくできるかどうかが、老後の安心を左右すると感じています。
断捨離はゴールではありません。
それは、消費の仕方を変えるためのスタートラインなのです。
「このモノは本当に必要か」
「この支出は老後も続けたいか」
そう問い続ける習慣こそが、老後のお金を守る一番の方法なのだと。
皆さんはどうでしょうか?


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