以前のブログでも申し上げましたが、昨年体調不良をおこしました。
「今までの生活を見直すように」と忠告されているかのようで。
さすがに老いを避けて通れないといったところでしょうか。
今回の体調不良は、私にとって良い意味で生活の見直しに繋がりました。
体調を崩したことによって、私の生活も変化してきました。
今回は、どんなところが変化したのかお話したいと思います。
今を意識するようになった
今まで、先の事ばかりを考えて「今」をないがしろにしていたところがありました。
子供の頃から良い学校に入って勉強するように言われ、就職して結婚。
家庭を支えながら、先の事を考えてどうするか行動する。
ずーっと先ばかり見ていました。
忙しさにかまけて、今を感じる余裕を作らなかったのです。
だけど、体調不良で病院に行くようになり、周りの高齢者を見ていて思いました。
「今を楽しむことも大事だな」って。
人は体が老いて病気になり、自由に動けなくなる時が来ます。
その時が来るのは、先のようでいて、あっという間の気がします。
だから、今を意識して過ごしてみようと思えたのです。
とは言っても特別何かをしているのではないです。
ただボケっとする時間を意識的に作っただけなんですけどね。
隙間時間でも、何かを詰め込もうと必死になるのをやめたんです。
余白の時間を作るのは大事だって聞いてみましたが、何で大事なのか実感しました。
もし若い頃の私にアドバイスするとしたら、何と言うか?
「ボケっとする時間を意識的に作れ」ですね(^^♪
余白の時間を持つと、いろんな気づきがありますよ。
体の声を優先して聴くようにした
昔の私は、「〇〇しなきゃ」とやる事に追われ、自己犠牲をしていたところがありました。
やりたくない・嫌だと思っても、やらなくちゃと無理してたり。
年齢の衰えもありますが、体の悲鳴が上がってきたのでしょう。
今は出来る限り、体の声を聴くようにしています。
だからと言ってやりたくない事を避ける訳にもいきません。
なので、自分の体調や精神的な調子も合わせて考えるようになりました。
例えば、用事の多い日は用事優先で、他の事をちょっと手を抜いたり。
今日は比較的余裕があるので、ちょっと長くウォーキングしようとか。
家事を優先して、家の雑用をスッキリさせようetc・・・。
無理して1日のスケジュールに押し込むことをやめました。
結果、無理して動いていた頃と変わらないです。
手抜きは確かにありますが、日々の雑用に支障はなかったです。
むしろ休むことで、エネルギーを注げるようになりました。
疲れ切った体で何かをしても効率が悪いことに気づき、休み休み動いています。
今回の体調不良は年齢もありますが、一旦立ち止まれと注意されている気がしました。
思うように体が動かなくてイライラすることもありました。
だけど、余白の時間を持つことの大切さを痛感しました。
現代はスマホばかり見ている人が多いですよね。
ちょこっとした隙間時間でも、すぐにスマホを見る。
電車に乗っていると、つくづく感じます。
「生き急がなくてものんびりする時があってもいいんじゃない」って思う今日この頃です。
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