睡眠負債を溜めない生活を
睡眠負債を溜めない生活出来ていますか?
睡眠負債とは、睡眠不足が借金のように積み重なり、あらゆる不調を引き起こす状態のことです。
睡眠の負債がどんどん蓄積していくと、疲労がどんどんたまって体調不良の原因にもなります。
睡眠負債を抱えていると損をすることばかりです。
- 免疫力が下がって風邪をひきやすくなる
- 記憶力が低下する
- 肥満や高血圧などの生活習慣病のリスクも高くなる
- 肌の保湿力が下がる
- うつになりやすい
平成29年の厚生労働省「国民健康・栄養調査」によると、20歳以上の平均睡眠時間は6時間未満が約4割だそうです。
睡眠時間が6時間以下の人は7~8時間の人より死亡率が2.4倍も高くなるとか。
健康的な生活を送るには、睡眠負債を如何に溜め込まないかが重要なポイントになります。
睡眠負債を溜め込まないようにするには、ある程度の睡眠時間と質の高い睡眠が必要になります。
1日24時間という限られた時間で、睡眠の『質』を上げる工夫が必要になります。
睡眠の質を少しでも高めるためにすぐに出来そうなこと3つを紹介したいと思います。
ブルーライトを避ける
寝る前のPCやスマホ操作はやめましょう。
ブルーライトがメラトニンを分解してしまい、せっかく睡眠モードに入っている脳を覚醒させてしまい、睡眠の質も下げてしまうからです。
ブルーライトだけでなく、光そのものがメラトニンを分解する性質があるので、寝る1時間前くらいから部屋の照明を暗めにするなど、環境面でもお休みモードを作りましょう。
ストレッチをする
ストレッチは、心身の緊張をほぐし血流の流れを良くします。
足から体が温まり、リラックスして眠れるようになります。
無理なストレッチではなく、ゆっくりのんびり出来るストレッチがおススメです。
アロマを加えるとよりリラックス出来ますよ。
自分にあった枕やマットレスを選ぶ
十分睡眠をとっているのに朝起きた時「疲れがとれている人」と「疲れがとれていない人」の差は何か分かりますか?
それは・・・寝る時の体勢です。
1番疲れがとれる体勢は「横向き」です。
良く寝ても疲れが取れない1番の原因は「イビキ」です。
寝ている時に首の「脂肪や筋肉」がゆるんでしまい、気道が狭くなって「イビキ」をかいてしまいます。
「横向き」で寝ると、気道が狭くならないために「イビキ」をかきづらくなるのです。
そして、1番疲れがとれない体勢は「仰向け」です。
「イビキ」をかくときに肺にとても負担がかかってしまい、風船を何千回も膨らませているのと同じくらい体力を使ってしまうからです。
だからといって急に横向きで寝るのは難しいですよね、誰だって癖がありますから。
横向き寝専用まくらなど、横向きしやすい枕を選びましょう。
あと、枕は気にする人は多いと思いますが、マットレス気にしていますか?
合わないマットレスや古いマットレスを使い続けていると、腰を痛めたり睡眠の質も下がる傾向にあります。
何年も同じマットレスを使い続けている方で、睡眠負債を抱えていたり、体の不調を感じる方は、まずはマットレスの交換を始めてみてください。
発達障害サバイバルガイドに書かれていました。
最も投資効果が高いのはマットレス。それなりのお値段のする良質な寝具は、投資以上の価値をもたらすことを約束させていただきます。反対に、中価格帯は「すべてが中途半端」という事態が頻発しがちなので、思い切って良いものを買う価値はあります。あなたの身体の修繕費は、たいていの寝具よりは高くついてしまいます。
働きすぎで肩、腰、ひざ、手首に至るまでの全身の治療費に数十万した著者の経験からの言葉で重みを感じます。
睡眠の質を高めるために出来ること3つ挙げました。
一番重要なのは、睡眠時間を確保することです。
ダラダラ過ごして睡眠時間を減らしていたら本末転倒ですよ(^^♪
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