大掃除を秋から始めるのがおススメな理由とは?
年末の一大イベントともいえる大掃除、皆さんはどうしていますか?
年末の大掃除は「新年を迎える準備をする」とても大切な行事です。
ギリギリまで日々の生活に追われ、年末になって慌てて込み合うホームセンターへ道具を買い出しに行ってから始めていませんか?
そして、イライラした状態で大掃除をし、疲れ切って年末を過ごしていませんか?
あるいは「忙しかったから・・・」と言ってやらずに過ごしていませんか?
大掃除は家中の汚れを落とすだけのものではなく、お正月の神様を迎えるためのもの。
なのに、大掃除をしないでそのまま翌年を迎えるのは論外です。
そこでおススメしているのが、11月の今から少しずつ大掃除に取り掛かることです。
秋から大掃除をすると、気持ちの良い気候の時期に済ませられますから楽です。
また、窓ふきなどで寒い中外に出て風邪ひくといったリスクを減らすことも出来ます。
年末に向かうほど、仕事が忙しくなって疲れ切っていたり、学校の行事や集まりなど、なにかと忙しくなるので大掃除に時間を割くことが難しくなる可能性もあります。
大掃除をある程度終わらせておけば、年末の忙しい時期に慌ただしさが減り、ゆったり過ごす余裕が出来て気持ち良いですよ♪
大掃除の由来は?
大掃除は、12月の宮中で欠かせない行事だった「煤払い(すすはらい)」を由来とする風習から来ています。
一年間の間に積もりに積もった煤を払い、あらためてお正月の神様をお迎えするという行事です。
江戸時代には、この煤払いは12月13日に行われていたそうです。
1年間の汚れを払い隅から隅まできれいにすると、年神様がたくさんのご利益を持って降りてくるといわれ、江戸時代の人々は一年の汚れを落とし、家も身もキレイに清めた状態でお正月を迎えるための準備をしていたそうです。
これが今日まで伝えられ、煤汚れとは無縁の生活になった現在でも、社寺などでは煤払い行事が残っています。
大掃除はどこから手をつけたらいいの?
年末の大掃除で始めに取り掛かるといいのは「窓まわり」です。
日頃のお掃除が行き届かなくなりがちな窓は、気づかないうちに汚れがたまっているものです。
年末の忙しさが本番になる前に、窓まわりをキレイにしておくと後が楽ですし、本格的に寒くなる前に済ませておくのがいいんです。
よく目に入る場所がキレイになっていることで、あとのお掃除がはかどりやすくなります。
そのあとは、普段手が回らない換気扇やお風呂などの水回りを掃除するといいでしょう。
部屋の掃除をする順番は、天井→壁→床というように、上から下へ。
また、押入れ→戸棚→テレビの下など、奥まったところから手前に掃除していくのが基本です。
こうすれば、はじめに掃除したところを汚してしまうこともありません。
大掃除はいつ頃までに終わらせるといいの?
大掃除は冬至までに終わらせるのが理想ですが、28日頃までに終えるといいそうです。
気を付けなくてはならないのが、「ごみの回収日の確認」です。
粗大ゴミなどは年内の回収日が早めになっていることが多く、その日を逃すと、ゴミとともに年を迎えるということに・・・。
11月から少しずつでも始めると、ゴミ出し日に余裕があり、早めに片付けられます。
忙しくてハウスクリーニングの業者さんに依頼する場合、11月中に済ませるといいでしょう。
12月になると業者さんも忙しくなり、中々頼めなくなる可能性もあります。
掃除をする気がどーしても起きない場合、掃除に関するブログや動画を見ると、結構モチベーション上がりますよ。
最近、気に入っているのが櫻庭露樹さんの動画です。
自分好みのブログや動画を探して、モチベーションを上げるのも悪くないですよ。
今から少しずつ掃除を始めて、余裕のある年末を過ごしてみませんか?
コメント